よく使うコマンド一覧
この一覧の使い方
教材に出てきたコマンドを、1か所にまとめた早見表です。忘れたときに見返してください。章が進むたびに、新しいコマンドが増えていきます。
「章」の列は、そのコマンドが最初に出てくる章です。リンクから、くわしい説明に戻れます。
「章」の列は、そのコマンドが最初に出てくる章です。リンクから、くわしい説明に戻れます。
打つときの約束
入力は半角英数で。コマンドと、そのあとの文字の間は半角スペースを1つ入れます。
フォルダ名 などの日本語の部分は、自分の名前に置き換えます。
A-1. 移動する・今の場所を確認する
| コマンド | もとの英語 | 意味 | 使用例 | 章 |
|---|---|---|---|---|
pwd | print working directory(作業中のディレクトリを表示) | 今いる場所を表示する | pwd | 第2章 |
ls | list(一覧にする) | 今いるフォルダの中身を一覧する | ls | 第2章 |
cd | change directory(ディレクトリを変える) | フォルダを移動する | cd practice | 第2章 |
cd .. | change directory(ひとつ上へ) | ひとつ上のフォルダへ戻る | cd .. | 第2章 |
cd C:\work | change directory(絶対パスで指定) | 学習用フォルダへ移動する(どこからでも使える) | cd C:\work | 第2章 |
cls | clear screen(画面を消す) | 画面をきれいにする(ファイルは消えない) | cls | 第2章 |
ls -Force | force(強制的に=隠しも) | 隠しファイル・隠しフォルダも含めて、一覧する | ls -Force | 第3章 |
A-2. 作る・編集する
| コマンド | もとの英語 | 意味 | 使用例 | 章 |
|---|---|---|---|---|
mkdir | make directory(ディレクトリを作る) | フォルダを作る | mkdir practice | 第2章 |
New-Item | new item(新しい項目) | 空のファイルを作る | New-Item memo.txt | 第2章 |
notepad | note pad(メモ帳) | メモ帳でファイルを開いて編集する | notepad memo.txt | 第2章 |
Add-Content | add content(内容を追加する) | ファイルの最後に、文字を書き足す | Add-Content memo.txt "second line" | 第2章 |
Set-Content | set content(内容を設定=置き換える) | ファイルの中身を、全部入れ替える(上書き) | Set-Content fruits.txt "apple","banana" | 第2章 |
explorer . | explorer(エクスプローラー)。. は今の場所 | 今のフォルダを、エクスプローラーで開く | explorer . | 第2章 |
A-3. 見る・探す
| コマンド | もとの英語 | 意味 | 使用例 | 章 |
|---|---|---|---|---|
cat(type) | concatenate(つなげる)/ type(打ち出す) | ファイルの中身を表示する(日本語が文字化けするときは -Encoding UTF8 を付ける) | cat memo.txtcat memo.txt -Encoding UTF8 | 第2章 |
Select-String | select string(文字列を選ぶ) | ファイルの中から、文字を探す | Select-String apple *.txt | 第2章 |
A-4. 注意が必要なコマンド
必要になるまで、使わないでください
次のコマンドは、同じ名前のファイルを上書きしたり、消したものを元に戻せなかったりします。使うときは、対象を確認してからにします。
| コマンド | もとの英語 | 意味 | 注意 | 章 |
|---|---|---|---|---|
cp | copy(コピー) | コピーする | 同じ名前があると上書きされる | 第2章 |
mv | move(移動) | 移動する・名前を変える | 同じ名前があると上書きされる | 第2章 |
rm | remove(取り除く) | 削除する | ごみ箱に入らず、元に戻せない | 第2章 |
A-5. Git の設定
| コマンド | もとの英語 | 意味 | 使用例 | 章 |
|---|---|---|---|---|
git config --global user.name | config = configuration(設定) | 自分の名前を登録する | git config --global user.name "あなたの名前" | 第0章 |
git config --global user.email | config = configuration(設定) | 記録に残すメールアドレス(GitHub の noreply アドレス)を登録する | git config --global user.email "noreplyアドレス" | 第0章 |
git config --global core.editor | config = configuration(設定) | Git が使うエディタを、メモ帳にする | git config --global core.editor notepad | 第0章 |
git config --global --list | config = configuration(設定)、list(一覧) | 登録した設定を確認する | git config --global --list | 第0章 |
git config --global init.defaultBranch | config = configuration(設定)、branch(枝) | 最初の枝の名前を、main にする(一度だけ) | git config --global init.defaultBranch main | 第3章 |
git config --global pull.rebase false | config = configuration(設定)、rebase(別の方法) | git pull で、GitHub の変更を「合わせる(merge)」方法に決める(一度だけ) | git config --global pull.rebase false | 第4章 |
A-6. Git の基本操作
第3章〜第6章のコマンドを載せています。第7章以降も、順番に追加していきます。
| コマンド | もとの英語 | 意味 | 使用例 | 章 |
|---|---|---|---|---|
git --version | version(版) | Git のバージョンを表示する(インストールの確認) | git --version | 第3章 |
git init | initialize(初期化する) | 今のフォルダを、Git のリポジトリにする(フォルダごとに1回だけ) | git init | 第3章 |
git status | status(状態) | 今の状態を表示する。迷ったら、まずこれ | git status | 第3章 |
git add | add(追加する) | 変更を、ステージに並べる | git add hello.txt | 第3章 |
git commit -m | commit(確定する)、message | ステージの変更を、メッセージ付きで記録する | git commit -m "Add hello.txt" | 第3章 |
git log | log(記録) | 履歴を表示する(画面が止まったら q) | git log | 第3章 |
git log --oneline | oneline(1行) | 履歴を、1つ1行で表示する | git log --oneline | 第3章 |
git log --grep | grep(文字を探す) | メッセージの中から、文字を探す | git log --oneline --grep=second | 第3章 |
git diff | difference(違い) | 前の記録から、何が変わったかを表示する | git diff | 第3章 |
git remote add origin | remote(離れた)、add(追加)、origin(もと) | GitHub のリポジトリを、origin という名前で登録する | git remote add origin https://github.com/ユーザー名/my-notes.git | 第4章 |
git remote -v | verbose(くわしく) | 登録したリモートの URL を表示する | git remote -v | 第4章 |
git push -u origin main | push(押し出す)、upstream(上流) | 初めて GitHub に送る。以降は git push だけで済む | git push -u origin main | 第4章 |
git push | push(押し出す) | 自分の記録を、GitHub に送る | git push | 第4章 |
git pull | pull(引っ張る) | GitHub の記録を、自分のパソコンに受け取る(fetch + merge) | git pull | 第4章 |
git fetch | fetch(取ってくる) | GitHub の最新情報を取ってくるだけ。手元のファイルは変わらない | git fetch | 第4章 |
git clone | clone(複製) | GitHub のリポジトリを、履歴ごと、まるごと複製する | git clone https://github.com/ユーザー名/my-notes.git my-notes-copy | 第4章 |
git show | show(見せる) | 1つの記録の中身(誰が・いつ・何を変えたか)を表示する | git show 6e467d8 | 第5章 |
git show ID:ファイル名 | show(見せる) | その記録のときの、ファイルの中身だけを表示する | git show 6e467d8:diary.txt | 第5章 |
git log -p | patch(変更の中身) | 履歴を、変更の中身つきで表示する(画面が止まったら q) | git log -p | 第5章 |
git restore | restore(元に戻す) | 保存した変更を捨てて、最後の記録の状態に戻す。捨てた変更は戻らない | git restore diary.txt | 第5章 |
git restore --staged | staged(ステージに並べられた) | ステージから下ろす(add を取り消す)。ファイルの中身は変わらない | git restore --staged diary.txt | 第5章 |
git revert | revert(元の状態に戻す) | 記録を打ち消す、新しい記録を作る。push したあとでも安全 | git revert 49d72cc | 第5章 |
.gitignore(ファイル) | ignore(無視する) | ここに書いたファイルは、Git に無視され、記録されない | private.txt、*.tmp と1行ずつ書く | 第5章 |
git branch | branch(枝) | ブランチの一覧を表示する。* が、今いる枝 | git branch | 第6章 |
git branch -v | verbose(くわしく) | 各ブランチが指す、最新のコミットも表示する | git branch -v | 第6章 |
git switch | switch(切り替える) | ブランチを切り替える | git switch main | 第6章 |
git switch -c | create(作る) | ブランチを作って、そこへ切り替える | git switch -c add-notes | 第6章 |
git switch - | —(直前の枝) | 直前にいたブランチに戻る | git switch - | 第6章 |
git merge | merge(合流させる) | 別のブランチを、今いるブランチに合流させる | git merge add-notes | 第6章 |
git branch -d | delete(削除) | 合流済みのブランチを消す。未合流なら止めてくれる | git branch -d add-notes | 第6章 |
git log --oneline --graph --all | graph(図)、all(すべて) | すべてのブランチの履歴を、図で表示する | git log --oneline --graph --all | 第6章 |
A-7. キー操作と、特別な記号
| 操作・記号 | 意味 | 章 |
|---|---|---|
Tab キー | 途中まで打った名前を、自動で補う | 第2章 |
↑ キー | 前に打ったコマンドを呼び出す | 第2章 |
. | 今いるフォルダ | 第2章 |
.. | ひとつ上のフォルダ | 第2章 |
* | 「何でも当てはまる」という記号(*.txt は、.txt で終わるファイルすべて) | 第2章 |
\(または ¥) | パスの区切り。表示が ¥ でも、同じ文字 | 第1章 |
/ | PowerShell や Git では、パスの区切りに使ってもよい(下の A-9 の注意を参照) | 第1章 |
A-8. コマンドの別名(エイリアス)
PowerShell では、ひとつのコマンドに、いくつかの別名があります。ネットの手順で見かけたときの参考にしてください。
| 本当の名前 | 別名 | 働き |
|---|---|---|
Get-Content | cat、type | ファイルの中身を表示する |
Get-ChildItem | ls、dir | フォルダの中身を一覧する |
Get-Location | pwd | 今いる場所を表示する |
Set-Location | cd | フォルダを移動する |
Select-String | sls | ファイルの中から、文字を探す |
Clear-Host | cls | 画面をきれいにする |
A-9. パスの書き方(絶対パスと相対パス)
| 種類 | 見分け方 | 例 | 章 |
|---|---|---|---|
| 絶対パス | ドライブ名(C:)から始まる。どこにいても、同じ場所を指す | C:\work\practice\memo.txt | 第2章 |
| 相対パス | ドライブ名で始まらない。今いる場所からの行き方。今いる場所で、指す場所が変わる | practice、..、.\memo.txt | 第2章 |
パスを「/」で書くときの注意
PowerShell や Git では、
C:/work/practice のように「/」で区切っても動きます。くわしくは第1章を見てください。
- この教材は「\」で統一しています。迷ったら「\」で書きます。
- 「/」で打っても、プロンプトや
pwdの表示は「\」になります。 - Tab キーで補完すると、「\」に変わります。
dir /wのような、コマンドプロンプト(cmd)時代のコマンドでは、「/」はオプションの目印です。パスは「\」で書くほうが確実です。- 全角の「/」は使えません。半角英数(「A」)で打ちます。
- Mac / Linux では、「\」は使えません。パスは「/」で書きます。