Git と GitHub 入門版 0.5.16(ドラフト) ・ 2026-10-24 ・ 作成者 chitchi1216

付録A

よく使うコマンド一覧

この一覧の使い方 教材に出てきたコマンドを、1か所にまとめた早見表です。忘れたときに見返してください。章が進むたびに、新しいコマンドが増えていきます。
「章」の列は、そのコマンドが最初に出てくる章です。リンクから、くわしい説明に戻れます。
打つときの約束 入力は半角英数で。コマンドと、そのあとの文字の間は半角スペースを1つ入れます。フォルダ名 などの日本語の部分は、自分の名前に置き換えます。

A-1. 移動する・今の場所を確認する

コマンドもとの英語意味使用例章
pwdprint working directory(作業中のディレクトリを表示)今いる場所を表示するpwd第2章
lslist(一覧にする)今いるフォルダの中身を一覧するls第2章
cdchange directory(ディレクトリを変える)フォルダを移動するcd practice第2章
cd ..change directory(ひとつ上へ)ひとつ上のフォルダへ戻るcd ..第2章
cd C:\workchange directory(絶対パスで指定)学習用フォルダへ移動する(どこからでも使える)cd C:\work第2章
clsclear screen(画面を消す)画面をきれいにする(ファイルは消えない)cls第2章
ls -Forceforce(強制的に=隠しも)隠しファイル・隠しフォルダも含めて、一覧するls -Force第3章

A-2. 作る・編集する

コマンドもとの英語意味使用例章
mkdirmake directory(ディレクトリを作る)フォルダを作るmkdir practice第2章
New-Itemnew item(新しい項目)空のファイルを作るNew-Item memo.txt第2章
notepadnote pad(メモ帳)メモ帳でファイルを開いて編集するnotepad memo.txt第2章
Add-Contentadd content(内容を追加する)ファイルの最後に、文字を書き足すAdd-Content memo.txt "second line"第2章
Set-Contentset content(内容を設定=置き換える)ファイルの中身を、全部入れ替える(上書き)Set-Content fruits.txt "apple","banana"第2章
explorer .explorer(エクスプローラー)。. は今の場所今のフォルダを、エクスプローラーで開くexplorer .第2章

A-3. 見る・探す

コマンドもとの英語意味使用例章
cat(type)concatenate(つなげる)/ type(打ち出す)ファイルの中身を表示する(日本語が文字化けするときは -Encoding UTF8 を付ける)cat memo.txt
cat memo.txt -Encoding UTF8
第2章
Select-Stringselect string(文字列を選ぶ)ファイルの中から、文字を探すSelect-String apple *.txt第2章

A-4. 注意が必要なコマンド

必要になるまで、使わないでください 次のコマンドは、同じ名前のファイルを上書きしたり、消したものを元に戻せなかったりします。使うときは、対象を確認してからにします。
コマンドもとの英語意味注意章
cpcopy(コピー)コピーする同じ名前があると上書きされる第2章
mvmove(移動)移動する・名前を変える同じ名前があると上書きされる第2章
rmremove(取り除く)削除するごみ箱に入らず、元に戻せない第2章

A-5. Git の設定

コマンドもとの英語意味使用例章
git config --global user.nameconfig = configuration(設定)自分の名前を登録するgit config --global user.name "あなたの名前"第0章
git config --global user.emailconfig = configuration(設定)記録に残すメールアドレス(GitHub の noreply アドレス)を登録するgit config --global user.email "noreplyアドレス"第0章
git config --global core.editorconfig = configuration(設定)Git が使うエディタを、メモ帳にするgit config --global core.editor notepad第0章
git config --global --listconfig = configuration(設定)、list(一覧)登録した設定を確認するgit config --global --list第0章
git config --global init.defaultBranchconfig = configuration(設定)、branch(枝)最初の枝の名前を、main にする(一度だけ)git config --global init.defaultBranch main第3章
git config --global pull.rebase falseconfig = configuration(設定)、rebase(別の方法)git pull で、GitHub の変更を「合わせる(merge)」方法に決める(一度だけ)git config --global pull.rebase false第4章

A-6. Git の基本操作

第3章〜第6章のコマンドを載せています。第7章以降も、順番に追加していきます。

コマンドもとの英語意味使用例章
git --versionversion(版)Git のバージョンを表示する(インストールの確認)git --version第3章
git initinitialize(初期化する)今のフォルダを、Git のリポジトリにする(フォルダごとに1回だけ)git init第3章
git statusstatus(状態)今の状態を表示する。迷ったら、まずこれgit status第3章
git addadd(追加する)変更を、ステージに並べるgit add hello.txt第3章
git commit -mcommit(確定する)、messageステージの変更を、メッセージ付きで記録するgit commit -m "Add hello.txt"第3章
git loglog(記録)履歴を表示する(画面が止まったら q)git log第3章
git log --onelineoneline(1行)履歴を、1つ1行で表示するgit log --oneline第3章
git log --grepgrep(文字を探す)メッセージの中から、文字を探すgit log --oneline --grep=second第3章
git diffdifference(違い)前の記録から、何が変わったかを表示するgit diff第3章
git remote add originremote(離れた)、add(追加)、origin(もと)GitHub のリポジトリを、origin という名前で登録するgit remote add origin https://github.com/ユーザー名/my-notes.git第4章
git remote -vverbose(くわしく)登録したリモートの URL を表示するgit remote -v第4章
git push -u origin mainpush(押し出す)、upstream(上流)初めて GitHub に送る。以降は git push だけで済むgit push -u origin main第4章
git pushpush(押し出す)自分の記録を、GitHub に送るgit push第4章
git pullpull(引っ張る)GitHub の記録を、自分のパソコンに受け取る(fetch + merge)git pull第4章
git fetchfetch(取ってくる)GitHub の最新情報を取ってくるだけ。手元のファイルは変わらないgit fetch第4章
git cloneclone(複製)GitHub のリポジトリを、履歴ごと、まるごと複製するgit clone https://github.com/ユーザー名/my-notes.git my-notes-copy第4章
git showshow(見せる)1つの記録の中身(誰が・いつ・何を変えたか)を表示するgit show 6e467d8第5章
git show ID:ファイル名show(見せる)その記録のときの、ファイルの中身だけを表示するgit show 6e467d8:diary.txt第5章
git log -ppatch(変更の中身)履歴を、変更の中身つきで表示する(画面が止まったら q)git log -p第5章
git restorerestore(元に戻す)保存した変更を捨てて、最後の記録の状態に戻す。捨てた変更は戻らないgit restore diary.txt第5章
git restore --stagedstaged(ステージに並べられた)ステージから下ろす(add を取り消す)。ファイルの中身は変わらないgit restore --staged diary.txt第5章
git revertrevert(元の状態に戻す)記録を打ち消す、新しい記録を作る。push したあとでも安全git revert 49d72cc第5章
.gitignore(ファイル)ignore(無視する)ここに書いたファイルは、Git に無視され、記録されないprivate.txt、*.tmp と1行ずつ書く第5章
git branchbranch(枝)ブランチの一覧を表示する。* が、今いる枝git branch第6章
git branch -vverbose(くわしく)各ブランチが指す、最新のコミットも表示するgit branch -v第6章
git switchswitch(切り替える)ブランチを切り替えるgit switch main第6章
git switch -ccreate(作る)ブランチを作って、そこへ切り替えるgit switch -c add-notes第6章
git switch -—(直前の枝)直前にいたブランチに戻るgit switch -第6章
git mergemerge(合流させる)別のブランチを、今いるブランチに合流させるgit merge add-notes第6章
git branch -ddelete(削除)合流済みのブランチを消す。未合流なら止めてくれるgit branch -d add-notes第6章
git log --oneline --graph --allgraph(図)、all(すべて)すべてのブランチの履歴を、図で表示するgit log --oneline --graph --all第6章

A-7. キー操作と、特別な記号

操作・記号意味章
Tab キー途中まで打った名前を、自動で補う第2章
↑ キー前に打ったコマンドを呼び出す第2章
.今いるフォルダ第2章
..ひとつ上のフォルダ第2章
*「何でも当てはまる」という記号(*.txt は、.txt で終わるファイルすべて)第2章
\(または ¥)パスの区切り。表示が ¥ でも、同じ文字第1章
/PowerShell や Git では、パスの区切りに使ってもよい(下の A-9 の注意を参照)第1章

A-8. コマンドの別名(エイリアス)

PowerShell では、ひとつのコマンドに、いくつかの別名があります。ネットの手順で見かけたときの参考にしてください。

本当の名前別名働き
Get-Contentcat、typeファイルの中身を表示する
Get-ChildItemls、dirフォルダの中身を一覧する
Get-Locationpwd今いる場所を表示する
Set-Locationcdフォルダを移動する
Select-Stringslsファイルの中から、文字を探す
Clear-Hostcls画面をきれいにする

A-9. パスの書き方(絶対パスと相対パス)

種類見分け方例章
絶対パスドライブ名(C:)から始まる。どこにいても、同じ場所を指すC:\work\practice\memo.txt第2章
相対パスドライブ名で始まらない。今いる場所からの行き方。今いる場所で、指す場所が変わるpractice、..、.\memo.txt第2章
パスを「/」で書くときの注意 PowerShell や Git では、C:/work/practice のように「/」で区切っても動きます。くわしくは第1章を見てください。