Git と GitHub 入門版 0.5.16(ドラフト) ・ 2026-10-24 ・ 作成者 chitchi1216

第0章 / 目安 50〜70分

はじめに・準備

この章でできるようになること

0-1. この教材も、GitHub で作られています

最初に、ひとつ伝えておきます。この教材そのものが、GitHub を使って作られ、公開されています。あなたが今読んでいるページは、GitHub に置かれたファイルから作られています。

教材を書く 自分のパソコン GitHub ファイルと履歴を保存 GitHub Pages Web ページにする あなた ブラウザ 送る(push)
これから学ぶ「書く → GitHub に送る → 共有する」の流れを、この教材自身が使っている

今は、意味が分からなくて大丈夫です。「Git や GitHub は、こういうふうに実際に使われているんだな」と知っておいてください。

0-2. この教材でめざすこと(概要)

この教材は、まず一人で Git と GitHub を使いこなし、そのうえで、ほかの人と一緒にものづくり(共同開発)もできるようになることをめざします。プログラミングの経験がなくても、パソコンの基本から順番に進められるように作ってあります。一人でも、仲間と一緒でも学べます。

一人で使うだけでも、いつ・何を変えたかが記録に残り、いつでも前の状態に戻せるようになります。ほかの人と一緒に作るときは、誰が変えたかも記録し、みんなの変更をひとつにまとめることができます。それを担うのが Git と GitHub です。

STEP 1 第0〜2章 土台をつくる 準備・パソコンの仕組み ターミナルに慣れる STEP 2 第3〜6章 Git を一人で使う 記録する・送る・戻す ブランチで試す STEP 3 第7〜9章 ほかの人と開発する Pull Request コンフリクト解消
学習の全体像。一人で使いこなしてから、ほかの人との共同開発へ進む

最終ゴール

一人で(STEP 2)、次のことができるようになります。

ほかの人と一緒に(STEP 3)、次のことができるようになります。人数は問いません。

一人で学んでいる人へ STEP 2 までは、すべて一人で進められます。一人で使いこなせるようになるだけでも、十分に役立ちます。STEP 3 も、公開されているリポジトリ(この教材など)に修正を提案する方法で、一人で体験できるようにしていきます。
この先にあるもの:AI と Git 最近は、AI に文書を書いてもらったり、作業の手順を整えてもらったりする場面が増えています。AI の道具の多くは、Git で管理されたフォルダの中で働くように作られています。AI がファイルを書き換えても、Git があれば、どこが変わったかを確かめ、気に入らなければ元に戻せます(第5章)。この教材で学ぶことは、AI を使って日々の作業を楽にするための土台にもなります。

0-3. 対象者

想定する人前提にしないこと(なくて大丈夫)
  • 普段、エクスプローラーでファイルやフォルダを扱っている
  • Windows 11 のパソコンを使える
  • ファイルの変更を、きちんと記録・管理したい(いつかは、ほかの人と一緒に作りたい)
  • プログラミングの経験
  • ターミナル(黒い画面)を使った経験
  • Git や GitHub の知識
  • 英語が得意であること

用意するもの

会社や学校のパソコンで学ぶ人へ

会社や学校のパソコンは、ソフトのインストールに、管理者(情報システムの担当など)の許可が必要なことが多くあります。Git のインストール(0-9)で止まらないように、学習を始める前に、次の3つを確かめておきましょう。

始める前に確かめる3つのこと
  1. Git をインストールしてよいか。インストールの途中で「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出て、管理者のパスワードを求められたら、自分では進められません。下の見本を使って、申請してください。
  2. GitHub を開けるか。ブラウザで https://github.com を開いてみます。会社のネットワークの設定で、開けないことがあります。開けないときも、管理者に相談します。
  3. GitHub にファイルを置いてよいか(社内のルール)。会社によっては、外部のサービスにファイルを置くことに、決まりがあります。練習では、自分で書いた練習用の文章だけを使い、仕事のファイル、お客様の情報、社内の資料は、置かないでください。

申請するときは、次の見本を、自分の状況に合わせて書き換えて使ってください。

件名:Git for Windows のインストールについてのお願い 業務の効率化に向けた自己学習のため、次のソフトをインストールしたいと考えています。 許可をいただけますでしょうか。 ・ソフトの名前:Git for Windows(無料・オープンソース) ・入手先:https://git-scm.com/download/win (公式サイト) ・使う目的:文書の変更履歴を記録する方法の学習 ・あわせて使うサービス:GitHub(https://github.com) ・扱うデータ:自分で作った練習用の文章のみ(業務データは扱いません)
許可を待つ間も、先に進めます 第1章「パソコンの仕組み」と第2章「ターミナル入門」は、Git がなくても進められます。0-8 で GitHub のアカウントを作ったら、0-9 と 0-10 は許可が出るまで後回しにして、第1章・第2章を先に進めて構いません。第3章を始める前に、0-9・0-10 に戻ってきてください。
ルールを、こっそり回り道しない ネットには、管理者の許可なしで使える方法も紹介されていますが、会社や学校のルールに反することがあります。必ず、決められた手続きで進めてください。家のパソコンなど、自分で管理しているパソコンがあれば、そちらで学ぶのもよい方法です。

0-4. 学び方

約束:壊しても大丈夫 この教材の練習は、練習用のフォルダの中だけで行います。失敗してもパソコンは壊れません。エラーが出たら、それは「うまくいかない例」として学べるチャンスです。分からないことは、そのままにせず、エラーメッセージや、付録A「よく使うコマンド一覧」で調べてみてください(仲間と学んでいる場合は、集まりで質問しましょう)。

自分のペースで進めるために

人と比べなくて大丈夫 進む速さは、人によって違います。時間がかかるのは、理解が足りないからではなく、ていねいに確かめながら進んでいるからです。この教材は、途中で止まっても、いつでも同じところから再開できるように作ってあります。仲間と学んでいる場合も、集まりは「進み具合の確認」ではなく、困ったことを持ち寄る場です。途中までしか進んでいなくても、安心して参加してください。

困ったときの、質問のしかた

うまくいかないときは、一人で長く悩まずに、質問してください。次の4つを書くと、相手に状況が伝わりやすく、早く解決します。

① どの章の、どの手順か (例:第3章 手順6) ② 打ったコマンド (そのままコピーして貼り付ける) ③ 表示されたメッセージ (赤い文字も含めて、そのままコピーして貼り付ける) ④ 画面の写真 (Windows キー + Shift + S で、画面の一部を写せます)

ターミナルの文字は、マウスでなぞって選び、右クリック(または Ctrl + C)でコピーできます。メールアドレスなど、人に見せたくない部分は、消してから送ってください。

教材の読み方:ボックスの色の意味

青:ポイント 覚えておくと役に立つこと、補足です。
黄:注意 つまずきやすい点、間違えやすい点です。ここは立ち止まって読んでください。
緑:安心してよいこと 心配いらないこと、失敗しても大丈夫なことです。
🎯 チャレンジ ★☆☆ 力試しの問題です。必須ではありません。星の数が難しさの目安で、ヒントとこたえも付いています。各章に、時々入ります。
☕ コーヒーブレイク(読み飛ばしてOK)

本筋から少し離れた、豆知識の読み物です。読まなくても先へ進めますが、「なぜそうなっているのか」に興味がわいたら開いてみてください。

0-5. 最初に、アンケートに答える

学習を始める前に、事前アンケートに答えてください。今のパソコンの使い方や、これまでの経験を知るためのものです。一人で学ぶ人も、仲間と学ぶ人も、答えてください。答えは、学ぶ人のレベルに合わせて、教材を良くするために使います。

事前アンケートに答える(Google フォーム)

アンケートが開けないとき リンクを押しても開かないときは、ブラウザの別のタブや、別のブラウザで試してください。それでも開けなければ、この節は飛ばして、先に進んで構いません(仲間と学んでいる場合は、世話役に知らせてください)。

0-6. 準備の流れ

STEP 1 STEP 2 STEP 3 GitHub のアカウント作成 Git をインストール 名前・メール・エディタをGit に登録
準備は3ステップ。上から順に進めます

準備の前に:「半角英数」と「日本語」の切り替えを練習する

この教材では、コマンドを、キーボードから打ちます。コマンドは、必ず半角英数(入力モード「A」)で打ちます。日本語入力(入力モード「あ」)のままだと、文字やスペースが全角(幅の広い文字)になり、コマンドが動きません。ここで一度、メモ帳で練習しておきましょう。

画面右下の入力モード表示。上が「A」、下が「あ」
画面右下(時計の左あたり)の入力モード表示。上が「A」(半角英数)、下が「あ」(日本語)
  1. キーボードの Windows キーを押し、「メモ帳」と入力して、検索結果の「メモ帳」を選んで、Enter を押す
  2. 画面右下(時計の左あたり)を見る。「A」か「あ」が表示されている
  3. キーボードの左上(Esc キーの下、数字の 1 の左)にある 半角/全角 キーを押す。押すたびに、「A」と「あ」が切り替わることを確かめる
  4. 「A」にして、git --version と打ち、Enter を押す
  5. 「あ」にして、同じキーを順に押す。ひらがなや、幅の広い文字が出て、下に線が付く(まだ確定していない状態)。Esc キーを何回か押すと、消える
  6. もう一度「A」に戻す。メモ帳は、保存せずに閉じて構いません(「保存しますか?」と聞かれたら、「保存しない」)
入力モード打った結果の例コマンドとして
A(半角英数)git --version動く
あ(日本語)「ぎt ーーヴぇrしおん」のように、ひらがなや全角の文字になる動かない
半角/全角 キーで切り替わらないとき 画面右下の「A」や「あ」の文字を、マウスでクリックしても、切り替えられます。それでも切り替わらないときは、メモ帳など、文字を打てる窓を一度クリックしてから、もう一度試してください(文字を打てる窓が選ばれていないと、表示が変わらないことがあります)。
迷ったら、まず「A」を確かめる これから先、コマンドを打つ前は、画面右下が「A」になっているかを見るくせをつけましょう。名前など、日本語を入れたいところだけ、一時的に「あ」にして、打ち終わったら「A」に戻します。

0-7. 登場するものを先に知る

名前一言でいうと
Gitファイルの変更履歴を記録する道具。自分のパソコンの中で動く
GitHubGit の記録をインターネット上に置いておくサービス。別のパソコンや、ほかの人とも共有できる
メモ帳文字を書くための、Windows 標準のアプリ。この教材では、ファイルの編集に使う

「Git」と「GitHub」は名前が似ていますが、別のものです。次の図で関係をつかんでください。

あなたのパソコン Git 変更の履歴を 記録する道具 インターネットの向こう GitHub 記録を置いて 置いておく・共有する場所 送る(push) 受け取る(pull) 別のパソコンからも、ほかの人とも、GitHub を通して同じ記録を見られる
Git は自分のパソコンの中、GitHub はインターネット上。2つの間で記録をやりとりする

0-8. GitHub アカウントを作る

  1. ブラウザで https://github.com を開き、メールアドレスを入力して、「GitHub に登録」を押す(https://github.com/signup を直接開いてもよい)
  2. メールアドレス、パスワード、ユーザー名を入力する
  3. メールに届く確認コードを入力する
GitHub のトップページ。メールアドレスを入力して「GitHub に登録」を押す
GitHub のトップページ。メールアドレスを入力して「GitHub に登録」を押す。右上の「Sign in」は、すでにアカウントがある人用です。このあとの画面で、パスワードとユーザー名(使いたい名前)を入力します
ユーザー名は、ほかの人にも見られます ユーザー名は、自分のページの URL になり、ほかの人にも表示されます。本名でなくて構いません。人に見られてもよい名前にしてください(仲間と学ぶ場合は、誰か分かる名前にしておくと便利です)。
パスワードは使い回さない 他のサービスと同じパスワードにしないでください。パスワード管理アプリの利用もおすすめです。

登録できると、自分のページ(プロフィール)ができます。ユーザー名が chitchi1216 なら、https://github.com/chitchi1216 が自分のページです。

GitHub のプロフィール画面(ユーザー名 chitchi1216)
登録後のプロフィール画面の例(ユーザー名 chitchi1216)
☕ ここで一区切りしてOK GitHub のアカウントができました。次は「0-9. Git をインストールする」からです。会社や学校のパソコンで、インストールの許可を待つ場合は、先に第1章・第2章へ進んで構いません。

0-9. Git をインストールする

  1. https://git-scm.com/download/win を開き、64-bit 版のインストーラーをダウンロードする
  2. ダウンロードしたファイルを開き、基本的に すべて初期設定のまま「Next」 を押して進める
  3. 最後に「Install」→「Finish」
Git のインストーラー画面
Git のインストーラー。迷ったら初期設定のまま「Next」
エディタの選択画面が出たら インストールの途中で「Git が使う初期のエディタ」を選ぶ画面が出ることがあります。分からなければ、そのまま進んで大丈夫です。エディタは、次の 0-10 で、コマンドを使って「メモ帳」に設定します。

0-10. 「自分は誰か」と「使うエディタ」を Git に教える

Git は変更を記録するとき、誰が変更したかも一緒に記録します。そのため、最初に名前とメールアドレスを登録します。あわせて、Git が文字の入力を求めるときに開くエディタを、メモ帳に設定します。

ここで初めて、ターミナルを使います。詳しい説明は第2章で行うので、今は「書かれた通りに打つ」だけで大丈夫です。

  1. キーボードの Windows キーを押し、「windows powershell」と入力して、検索結果から「Windows PowerShell」を選んで、Enter を押す
  2. タブの付いた窓(Windows Terminal)が開き、文字を打つ画面が出る。これがターミナルです(色は、設定によって人それぞれです)
Windows の検索で「windows powershell」と入力した画面。ベストマッチに Windows PowerShell が出ている
Windows キーを押して「windows powershell」と入力した画面。ベストマッチに「Windows PowerShell」が出ています
「PowerShell」と「Windows PowerShell」は、別のもの パソコンによっては、検索結果の一番上に「PowerShell」(新しい別の版。PowerShell 7)が出て、その下に「Windows PowerShell」が出ます(上の写真では、「Windows PowerShell」だけが出ています)。この教材は、Windows 11 に最初から入っている「Windows PowerShell」を前提にしています。一覧の中の「Windows PowerShell」を選んでください。
見分け方:開いた窓のタブに「Windows PowerShell」と出ていれば、OK です。「PowerShell」だけのときは、一度閉じて、選び直します。$PSVersionTable.PSVersion を打って、Major が 5 でも確かめられます。
「PowerShell」(7)で進めても、ほとんどの手順は動きますが、表示が一部、教材と違うことがあります(たとえば、日本語の文字化けの様子)。
PowerShell を開いた画面。タブに Windows PowerShell と出て、行の先頭に PS C:\work\my-notes> と表示されている
PowerShell を開いた画面の例。タブに「Windows PowerShell」と出ます。行の先頭の PS C:\…> は「プロンプト」といい、今いる場所を表します(第2章で説明します)。この写真は C:\work\my-notes にいる状態ですが、開いた直後は、C:\Users\自分の名前 などの場所です
コマンドは必ず「半角英数」で打つ 日本語入力がオン(「あ」の状態)のままだと、スペースや記号(「"」「-」)が全角になり、コマンドが動きません。打つ前に、画面右下(時計の左あたり)が「A」になっていることを確認してください。「あ」のときは、半角/全角 キーを押して切り替えます(0-6 の練習を参照)。名前の部分に日本語を入れるときだけ、一時的に日本語入力にします。

メールアドレスは、GitHub の「noreply アドレス」を使う

登録したメールアドレスは、これから作る記録(コミット)すべてに書き込まれます。公開リポジトリに送ると、誰でも見られます。公開されたアドレスを自動で集めるプログラムもあり、迷惑メールや詐欺メールが届く原因になります。

そこで、この教材では、ふだん使っているメールアドレスの代わりに、GitHub が用意している公開用の代わりのアドレス(noreply アドレス)を登録します。noreply アドレスでも、記録は、自分の GitHub アカウントに正しく結びつきます。先に、自分の noreply アドレスを調べます。

  1. ブラウザで GitHub にログインし、右上の自分のアイコンをクリックして、Settings を選ぶ
  2. 左のメニューから Emails を選ぶ
  3. 「Keep my email addresses private」にチェックを入れる
  4. そのすぐ下の説明文に出る、12345678+chitchi1216@users.noreply.github.com のような形のアドレスをコピーする(数字、+、自分のユーザー名、@users.noreply.github.com の順。数字は人によって違います)
非公開(private)のリポジトリしか使わないときも、noreply にしておく 非公開リポジトリの記録は、自分と、招待した人しか見られません。ただし、あとで公開に切り替えると、それまでの記録のアドレスも、すべて見えるようになります。また、--global の設定は、パソコンのすべてのリポジトリで使われます。最初から noreply にしておけば、公開・非公開を気にせずに済みます。

次の3行を、1行ずつ入力して Enter を押します。1行目と2行目は、中身が違います。取り違えないでください。

行設定する項目「 」の中に入れるもの
1行目user.name名前(ニックネームでよい。例:chitchi1216)。メールアドレスではありません
2行目user.email上で調べた noreply アドレス(…@users.noreply.github.com)。ふだん使っているメールアドレスではありません
3行目core.editorそのまま(notepad)
git config --global user.name "あなたの名前"
git config --global user.email "上で調べたnoreplyアドレス"
git config --global core.editor notepad

何も表示されなければ成功です。続けて、設定を確認します。

git config --global --list

次のように、入力した内容が表示されれば完了です(表示のイメージ)。

PS C:\Users\taro> git config --global --list
user.name=chitchi1216
user.email=12345678+chitchi1216@users.noreply.github.com
core.editor=notepad
表示のイメージ。名前と noreply アドレスは、自分で入力した内容になる
3行そろっているか、確かめる git config --global --list の表示に、user.name=…、user.email=…、core.editor=notepad の3行すべてがあることを確認してください(ほかの行が混ざっていても構いません)。
すでに、ふだんのメールアドレスを登録していたとき 2行目のコマンドを、noreply アドレスでもう一度打てば、上書きされます。これから作る記録は、noreply アドレスになります。すでに作った記録のアドレスは変わりませんが、学習のうちは、そのままで構いません。
git config --global --list の実行画面。user.name、user.email、core.editor が表示されている
実際の実行画面の例。user.name、user.email、core.editor=notepad の3行がそろっています(名前、メールアドレス、ほかの設定は、黒く塗りつぶしてあります)。この写真には、第3章で設定する init.defaultBranch=main の行もありますが、第0章の時点では、なくて構いません
なぜエディタをメモ帳にするの? Git の初期設定のエディタは、初心者には操作が難しい別のエディタ(Vim)になることがあります。うっかり開くと、閉じ方が分からず困る場面が多いので、使い慣れたメモ帳に先に設定しておきます。
うまくいかないとき git と打って、次のような赤い文字が出たら、Git が見つかっていません。
git : 用語 'git' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。名前が正しく記述されていることを確認し、パスが含まれている場合はそのパスが正しいことを確認してから、再試行してください。
発生場所 行:1 文字:1
+ git --version
+ ~~~
    + CategoryInfo          : ObjectNotFound: (git:String) [], CommandNotFoundException
    + FullyQualifiedErrorId : CommandNotFoundException
PowerShell をいったん閉じて、開き直してから、もう一度試してください(インストールのあとは、開き直さないと、Git が見つからないことがあります)。それでもだめなら、表示されたエラーメッセージを、そのままインターネットで検索してみてください(仲間と学んでいる場合は、質問してください)。
これは、コマンドの名前を打ち間違えたときにも出る、同じ形のエラーです(たとえば gitt と打つと、'gitt' として、同じ文言が出ます)。落ち着いて、綴りを確かめましょう。
全角の文字が混ざったときに出る表示 日本語入力のまま打つと、次のような表示が出ます。こういう表示が出たら、まず、入力モードが「A」になっているかを疑ってください。 直し方は、どれも同じです。半角/全角 キーで「A」に戻し、全部、打ち直します。キーボードの ↑ キーで前のコマンドを呼び出して直すより、打ち直すほうが確実です。
日本語入力のままコマンドを打ち、エラーになった PowerShell の画面
日本語入力のまま打って、エラーになった画面の例

確認クイズ

Q1. Git と GitHub の違いは何ですか?

Git は変更履歴を記録する道具で、自分のパソコンの中で動く。GitHub は、その記録をインターネット上に置いて共有するサービス。

Q2. なぜ最初に名前とメールアドレスを登録するのですか?

Git が変更を記録するとき、誰が変更したかも一緒に記録するため。

Q3. コマンドを打つとき、日本語入力はどうしておくべきですか?

半角英数(入力モード「A」)にしておく。日本語入力のままだと、スペースや記号が全角になり、コマンドが動かなくなる。

話し合おう・考えてみよう